富士山を身近に感じようと出かけたのは、甲斐の国と駿河の国を結んだ旧街道「御坂道」でした。
この街道の隧道手前には天下茶屋と言う茶屋が有ります。かって太宰治が逗留し、小説「富獄百景」の中で「富士には月見草がよく似合ふ」と言ったのに合わせ、富士山と月見草を絡めた風景を切り撮ってみました。
これが天下茶屋です、二階の部屋が太宰治が執筆生活を送った部屋だそうです。
そこから見た富士と月見草(マツヨイグサ)です。
実は太宰治が見たのは、マツヨイグサでは無く「大待つ宵草」だったようです。
こちらがそのオオマツヨイグサです。
もう少し富士山が鮮明に見えれば良かったのですが、私のお天気運では此処まででした。
・・・・この後車は隧道を抜け、御坂道を勝沼目指して走ります。