暑い夏の日、ナンキンハゼの木は緑の葉を風に揺らせていました。
一枝が水面に向けて垂れ下がっているのを見て、こう思いました。
「この枝が赤く紅葉し、そこへカワセミが留まってくれたらさぞ綺麗な絵が撮れるだろうな」
そしてやがて秋が来てナンキンハゼは紅葉しました。しかしカワセミは私の考えている事なんて何処吹く風、その枝には留まってくれません。それでも公園へ行く度に、何時来るか解らないカワセミをじっと待つ私だったのです。
そして今日、その日がやって来ました・・・。見て下さい。
不満が一つ有りました。それは私の立ち位置が少し左寄りだった事です。
撮影時間が遅かったため、逆光を緩和するために左から狙ったものです。
その為にセイタカアワダチソウが枝に懸ってしまいました、したがって100点とは言えず、90点と言った処かな。
ふろくを一枚
そして今日のお別れは、秋の空をお届けします。
欅の木に連凧が引っ掛かっていました。